ドル円は、企業の決済日となる5・10の日、いわゆるごとう日は上がりやすいといいますが、本当かどうか気になりますよね? そんなわけで、ちょっと検証して見ました。

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ドル円日足と日付の関係

まずは日足で、1990年1月から2010年末日までデータを使って、単純に、上がったか下がったかのみをカウントしています。日付が切り替わるのは、日本時間の早朝、ロールオーバー時です。

データの個数から、引き分け(同値)を引いて、上がった数、下がった数それぞれから割って、上がった確率、下がった確率を集計しています。

それでは、日付別の確率を見てみましょう。

  • 5日、55.3%
  • 10日、55.6%
  • 15日、50.8%
  • 20日、53.6%
  • 25日、54.3%
  • 30日、49.7%

ごとう日の中では。25日のみ円高になるという噂ですが、日足で見るとそうでもありませんね。ちなみに最も上がる確率が高い日は、13日でした。確率は58.2%。ごとう日、15日や20日は、日足ではあまりぱっとしません。30日に至っては、49.7%と、下がった回数のほうが多いことが分かりました。もうちょっと差が出るかと思ったのですが……。残念。

ドル円、1時間足と日付の関係

今度は日付と時間ごとに見てみることにしましょう。日本時間にするには、夏時間は6時間、冬は7時間引いて考えて下さい。これは2001年1月から2010年末日までのデータを使用しての集計結果です。

最も上がる確率が高いのは、20日の1:00、日本時間では、朝の7時か8時ですね。確率は71.1%。おお、ちゃんとごとう日ですねえ。

以下、ベスト10をずらっと発表します。

  • 20日 1:00 71.1%
  • 31日 8:00 68.2%
  • 21日 1:00 67.9%
  • 28日 21:00 66.3%
  • 25日 17:00 66.2%
  • 21日 11:00 65.9%
  • 25日 0:00 65.3%
  • 30日 13:00 64.6%
  • 25日 8:00 64.5%
  • 7日 22:00 64.3%

以上のような結果になりました。ごとうの日、時間帯さえ考慮すれば、ほんとにちゃんと上がるみたいですね。でも5日と10日と15日、ベスト10に入ってませんね。実は、1時間足での検証は、仲値で上がりやすいか検証したかったのですが、1時間足では、全く影響でないようですね。もっと短い分足で見ると差が出るのかも知れません。

ちなみに5日でもっとも上がった時間は、0時と11時で、ともに61.4%でした。10日はというと、15時が61.4%。ちなみに6時、39.5%、20:00、38.5%と下がる確率の方が高い時間帯があるのが目立ちます。15日は、60%以上の確率で上がった時間帯は一度もありません。

ドル円、おまけデータです

ついでに、日付は関係なしに上がりやすい時間帯は、12時と22時でした。

さらについでに日付関係なく、曜日と時間で上がりやすいのは

  • 金曜日、23時、62.0%(土曜日の早朝。業者によってはトレードできないかも)
  • 水曜日、22時、57.8%
  • 月曜日、12時、57.5%
  • の順になりました。

当たり前ですが、これらの集計結果は、言うまでもなく過去にものであり、今後未来の相場においては不明です。ですが、こういった結果を、テクニカル分析のフィルターに使ってみたりすると面白いかもしれませんね。